米メディアの菅野智之の評価は菊池雄星より上?!…1年1200万ドル(約18億2000万円)でレンジャーズ、エンゼルス、ブリュワーズ、メッツが有力候補と予想
ただ一方でマイナス材料も指摘した。
「失点を防いでいる数字は素晴らしいが、菅野は35歳で2023年に肘の問題で相当の期間欠場した。2024年には24度先発したが、30台半ばの投手にとって最近の肘の問題は球団側が契約する上で考慮に入れる点となるだろう」
菅野は2023年は故障に苦しみ14試合登板に留まり4勝8敗の成績に終わっていた。
また同サイトは菅野の契約金も予想。1年1200万ドル(約18億2000万円)とした。
「1年で8桁(1000万ドル以上)の契約なら多くの球団が手を出せる」
ただ契約年数については「菅野の年齢は短期契約での合意に抑えられることになりそうだ。2年契約を得ることは可能だが、長期契約となれば驚きとして受け止められるだろう」と言及した。
2010年以降では、35歳のシーズンか、それ以上の年齢の投手で3年以上の契約を勝ち取ったのは、マックス・シャーザー、リッチ・ヒル、ジェイコブ・デグロムのビッグネームの3人しかいないという。
ただ「1年契約は、菅野にメジャーの打者に対応できる能力を示すチャンスを与え、彼が実際に北米の野球へ対応できるのであれば、次のオフシーズンでより大きな2年契約の舞台が用意されるかもしれない」と予測した。
また4年前にメジャー挑戦をした際に、当時の菅野の代理人が「6チームからオファーがあった」と明かしていていたことと、その6チームが、パドレス、ブルージェイズ、レッドソックス、メッツ、ジャイアンツ、レンジャーズだったことを紹介。
その上で各記者の予想として、今回の菅野の移籍先有力候補をレンジャーズ、エンゼルス、ブリュワーズ、メッツの4チームとした。前回のメジャー挑戦は不調に終わったが、米メディアの評価からすれば、今回菅野が夢を実現する可能性は高い。果たして菅野は、来季どのチームのユニホームを着ているのだろうか。