千葉ロッテが佐々木朗希のポスティングによるメジャー挑戦を発表(写真・黒田史夫)
ドジャースが佐々木朗希の移籍先大本命とされる8つの理由…「優れた選手育成と6人ローテーの投手起用計画」…米メディアが指摘
前出のESPNはドジャース以外に7チームをリストアップした。
「佐々木は右腕投手のダルビッシュ有とも関係が近く、彼の所属するパドレスも獲得の可能性のある球団として見なされている。ニューヨークの両チーム(ヤンキースとメッツ)も佐々木に凄い興味を示しているが、歴史と経験のある球団(シカゴ・カブス)、国際都市にあるチーム(トロント・ブルージェイズ)、過去に日本選手の成功チームとしての実績を鳴り響かせているチーム(ダルビッシュは彼のキャリアをテキサス・レンジャーズで始めた)、もしくは、選手から最高のものを引き出す名声をアピールできるチーム(タンパベイ・レイズ)などを彼が選ぶかもしれない。他球団の多くが、佐々木がポスティングされれば力強いアピールをしていくだろう」
同メディアは「通常のフリーエージェントと違い、佐々木の契約額に制限があることで、30球団すべてにとって彼はバーゲンセールとなる」とまとめた。
またオフのストーブ情報に詳しい米サイトのトレードルーマーズは「移籍先としてドジャースについて大きな憶測が出ている。優勝争いができ、地理的な観点から確かにいい位置に付けている。だが(25歳ルールで)財政面は、直接的な考慮材料とはならず、佐々木が誠実にすべてのオファーに対して前向きに耳を傾けるのなら、あらゆるチームに予算の準備ができるかもしれない」とした。
CBSスポーツも、メッツのデービッド・スターン編成本部長が佐々木のスカウトのために日本に向い「彼のことを『ユニークな才能』と呼んでいる」と紹介した上で、ドジャース、オリオールズ、ヤンキースの3チームを可能性のある移籍先としてあげた。ポスティング申請の締め切りは12月15日。交渉期間は米球団への通知から45日間となっている。