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優勝した昨年のWBCで佐々木朗希は尊敬するダルビッシュ有と並んで戦況を見守った(写真:CTK Photo/アフロ)
優勝した昨年のWBCで佐々木朗希は尊敬するダルビッシュ有と並んで戦況を見守った(写真:CTK Photo/アフロ)

佐々木朗希の移籍先はドジャースが「83%」大本命もパドレスにも「10%」の可能性…根拠はダルビッシュ有の存在…「彼に尊敬の念を抱いている」

 同記者は、カブスのジェド・ホイヤー社長のコメントを引用して、ダルビッシュの存在感を示した。
「彼が日本の選手たちから受けている尊敬の念は信じられないほど大きい。彼は、みんなにこんな話をしている。日本では投手としてどのような人物だったのか、どのようにメジャーに挑戦したのか、どのような成功を収めてきたのか、そして、どのように自分自身をマネジメントしているのか。彼は、本当に、本当に、みんなを指導するのが好きなんだと思う。それが大きな部分を占めている。彼には日本人の選手がみんな本当に尊敬の念を抱いている」
 カブスのホイヤー社長はそうダルビッシュを絶賛したという。 
 2023年のWBCではダルビッシュは宮崎合宿から参加。投手陣に惜しむことなく自らの知識を伝え、食事会を催してチームに一体感も作った。ダルビッシュにアドバイスを求めて慕う選手が続出したが、その一人が佐々木だった。ドジャースをディビジョンシリーズで苦しめたパドレスは、世界一を狙えるチーム力に加え、西海岸にあり気候もロサンゼルスと変わらず環境はいい。チームには今季から楽天の松井裕樹も加わっており人見知りする佐々木も溶け込みやすいだろう。
 昨年のオフに大争奪戦となった山本のケースでも大谷が出馬して口説いた。ダルビッシュが球団に依頼されて交渉に乗り出すようなことにでもなれば、佐々木の心が動いてもおかしくない。
 CBSスポーツも、ボーナスプール金の金額、世界一の実績、選手育成の能力などを含めて「総合的に見てドジャースが大本命」としながらも「(移籍先を巡る報道を)面白くするためには、今後、数週間で、佐々木を口説く確率がイーブン以上に高いと思われる他のいくつかのチームにスポットライトを当てる価値があると考えた」として3チームをピックアップ。「200万ドル(約3億円)のボーナスプール金と選手育成の洞察力が評判」のオリオールズ、「名声とブランド価値を作ることができる」ヤンキース、そしてパドレスの名前をあげた
「パドレスはボーナスプール金が2000ドル強(約30万円)しか残っておらず、契約が(割り当て金額がリセットされる)1月以降に延期されない限り、彼らは候補にはならない。だが、それが実現すれば、A.J.プレラーの大胆な行動をとろうとする意欲を無視することはできない。サンディエゴは佐々木のチームジャパンのチームメイトであるダルビッシュ有が所属していることが助けになるかもしれないし、ならないかもしれない」
 果たして佐々木は、どの球団を選択するのか。ポスティング申請の締め切りは12月15日で、メジャー球団へ通知後、45日間が交渉期間となっている。

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