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佐々木朗希の移籍先はやはりドジャース1本?!(写真・黒田史夫)
佐々木朗希の移籍先はやはりドジャース1本?!(写真・黒田史夫)

衝撃証言!「30球団中30球団が佐々木朗希はドジャースに行くと信じている」情報錯綜の中で改めて米ESPN記者がLA本命説を報道

 だが、その後、スライダーの助言をもらうなど親交の深いダルビッシュ有の存在を理由にパドレスの名前が候補としてあがり、日本の企業とタッグを組んで選手の健康状態をチェックする取り組みを始めたカブスなどの対抗馬のチーム名も乱れ飛んだ。前日には、元レッズ、ナショナルズのGMでMLBアナリストのボウデン氏が米サイト「ジ・アスレチック」で、「ドジャースの可能性は低い」と異論を唱え、「ドジャースより、パドレス、レイズ、メッツ、ブレーブスが契約する可能性は高い」とも報じた。
 しかし、ドジャース本命説は揺るがない。このオルニー記者の発言を取り上げた米雑誌「ニューズウイーク」は、「業界のコンセンサスは圧倒的どころか満場一致でドジャース」と表現した。
 同記者は、2017年に同じく「25歳ルール」の対象選手でありながら、ポスティングによるメジャー挑戦を決断し、231万5000ドル(当時レートで約2億6000万円)という破格の安さでエンゼルスに入団した大谷の例を出した。
「大谷が、投球以外の時には、指名打者を希望する二刀流選手であることを考えると、現実的には、全球団にチャンスがあるわけではなかった(当時はア・リーグのみがDH制度を採用)。すべてが終わったとき、多くのチームが『ああ、あれは時間の無駄だった。なぜそんなことをしたんだ?』と感じていたのを覚えている」
 今回もドジャース以外のチームにとっては「時間の無駄になる」可能性は否定できない。それでも同記者は、こう話した。
「打席でゴロを打った打者はアウトになる可能性は高いが、万が一出塁に成功したなら打者は打ってよかったと思うだろう。ゴロを打たねば何も始まらない」
 また敏腕記者で知られるジョン・ヘイマン氏も、「ニューヨークポスト」に「ドジャースの関係者は、日本のスーパースター右腕である佐々木とは、まだ契約していないと言っているが、(他の)関係者はLAが大本命だと予想している。パドレスが、ダルビッシュ有とのつながりにより、争奪戦のライバルとなっているが、もし、佐々木がドジャースと契約しないのなら驚きだ」と報じた。
「ある関係者は『もし私が日本のスター選手だったら、私もドジャースにいきたい』と語った」という。
 果たして佐々木はどんな選択をするのだろうか。

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