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阪神を戦力外となった超変則左腕の岩田将貴が横浜DeNAで入団会見
阪神を戦力外となった超変則左腕の岩田将貴が横浜DeNAで入団会見

「落ち込んで眠れない夜もあった」阪神を戦力外となった超変則左腕の岩田将貴が“新天地”横浜DeNAで入団会見…同期“サトテルキラー”として覚醒誓う

 岩田は打者に背中を見せるほど体を捻った後に、右足を内側へ大きく踏み出すインステップから、最速139kmのストレートと7種類のスライダーを投げ分ける。トルネード投法を思い起こさせる独特のフォームは、ボーイズリーグ日本選抜の一員として米ロサンゼルスへ遠征した2013年に、チームの代表だった“元祖トルネード”の野茂英雄さん(56)直伝のアドバイスも生かして編み出されたものだ。

 昨春のキャンプでは、阪神史上で最強の救援トリオ“JFK”の一角を変則サイド左腕として担い、現在は駐米スカウトを務めるジェフ・ウィリアムスさん(52)に弟子入り。さらに工夫を加えたフォームに、岩田は絶対的な自信を寄せる。

「誰にも真似できないような角度から投げられるところが、一番の武器だと思います」

 巨人の同じく変則左腕の高梨雄平(32)が“左キラー”として存在感を示しているが、岩田が横浜DeNAで出番をもらうとすれば、そのイメージだ。

 今季の横浜DeNAでは、オリックスでの3年間で1軍登板がわずか1試合で、自由契約となった昨オフに加入したアンダースロー右腕の中川颯(26)が中継ぎの切り札として大ブレーク。29試合に登板し、3勝0敗5ホールド1セーブを記録し、日本シリーズでも3試合3イニングを無失点に抑えている。

 変則タイプの中川颯に加えて、昨年の現役ドラフトでロッテから移籍し、前年の2登板から28登板へと飛躍し、中継ぎとしてブルペンを支えた佐々木千隼(30)らの再生に成功した投手をあげながら、萩原本部長は岩田へこんな期待を寄せる。

「これまでも、獲得した多くの選手が1軍でもう一度活躍するケースを達成している。その前例にならってくれることを期待しています」

 岩田も同じ学年でもある中川颯の日本シリーズなどでの活躍をテレビ越しに見ながら、結果を出せなかった選手が新天地で覚醒する姿に目を奪われていたと明かす。

「クライマックスシリーズでも日本シリーズでも、試合の大事な場面で投げていたのを見て、僕も続きたいと思いました。(日本一になった)ベイスターズが史上最大の下剋上と言われていましたが、僕もある意味、戦力外になってからのスタートなので、下克上できるように頑張りたい。プロになってまだ1軍で登板していないので、まずは1軍で登板できるように。最初の目標は低いですけれども、任されたところをしっかりと抑えていきながら、チームの戦力のひとつとして戦っていけるようにしたい」

 

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