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大谷の盟友テオスカー・ヘルナンデスがドジャースと再契約か(写真・AP/アフロ)
大谷の盟友テオスカー・ヘルナンデスがドジャースと再契約か(写真・AP/アフロ)

大谷翔平の“盟友”テオスカー・ヘルナンデスがドジャースと再契約か…米報道

 ドジャースの大谷翔平(30)の盟友として知られるテオスカー・ヘルナンデス(32)がドジャースと再契約する可能性が出てきた。米スポーツラジオ局「AM570」のデビッド・ヴァセグ記者が、関係者の話として「多くが再契約すると見込んでいる」と伝えたもの。今オフにフリーエージェント(FA)となったヘルナンデスは、所属球団に優先的に与えられる「クオリファイング・オファー」を拒否したが、複数年契約でのチーム残留を熱望していた。

「契約の最終的な詰めの段階」

 2年連続“世界一”に向けてのドジャースのキーマンの再契約交渉が一歩前進した。 大谷が本塁打を打った際に、ベンチ前で「ひまわりシャワー」を浴びせて歓迎する儀式で知られるヘルナンデスが再契約を結ぶ可能性が出てきた。
 スポーツラジオ局「AM570」で、ヴァセグ記者が「リーグ周辺の関係者との話と私の理解として彼らはテオスカー・ヘルナンデスがドジャースと再契約すると見込んでいる。リーグ周辺の多くが、お互いに元に戻ると見込んでおり、私の理解として、ドジャースとテオスカーは、契約の最終的な詳細を固めようと強く関わり合っている。状況は良さそうだ」と語ったものだ。

 
 ドジャースは、ヘルナンデスに規定額の2105万ドル(約31億6000万円)で「クオリファイング・オファー」をかけたが拒否された。ヘルナンデスは、マリナーズから1年2350万ドル(約35億2500万円)の契約で今季からドジャースに移籍。キャリアハイとなる33本塁打に加え、ポストシーズンでも、4番を任されるなど活躍して世界一に貢献した。7月のオールスターでは、ホームランダービーで優勝しシルバースラッガー賞も受賞した。その今季の年俸よりも、245万ドル(約3億7000万円)も安いオファーを拒否するのは、規定路線。
 ヘルナンデスは、ドジャースタジアムで行われた優勝祝賀イベントで取材を受けた際に「前にも言ったがドジャースが最優先だ。来年またこのチームでプレーするために全力を尽くす。ここにはたくさんの良い思い出がある。選手として、人として、たくさんのことを学んだ。その一員になれてとてもうれしい」と語り、チーム残留を熱望していた。
 だが、チームは、ヤンキースからFAの超大物フアン・ソトの交渉に乗り出しており、ヘルナンデスとの残留交渉は、その動向とリンクしていた。ここにきてMLB公式サイトが「メッツとレッドソックスの2球団に絞られた」と報じるなど、ソトの争奪戦からドジャースが脱落した可能性が高く、ヘルナンデスとの再契約へ舵を切ったと見られる。

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