大谷翔平の“盟友”テオスカー・ヘルナンデスがドジャースと再契約か…米報道
ドジャース専門サイト「ドジャースネーション」は、「ヘルナンデスのドジャースとの再契約は、この外野手が、ロサンゼルスに留まりたいとの意向を隠してこなかったことからも、オフシーズン全体でも理にかなうものとなっていた。ヘルナンデスとの契約はドジャースがソトの獲得競争から外れたことをほぼ確かなものとしている」との見解を示した。
また米スポーツメディア「クラッチポイント」も「ドジャースはFAとなった選手たちの再契約に集中するのか、市場から他のスター選手を引っ張ってくることに集中するのか、疑問が持たれていた。この球団がそれを両立させたいと望んでいることが現時点で明らかとなっている。新たな先発投手ブレイク・スネルを獲得した直後に、ロサンゼルスは今、野手で最も重要な選手の1人を引き留めようと模索している」と報じた。
ただヘルナンデスに対しては、レッドソックス、オリオールズ、ヤンキースも興味を示しており、ドジャースは複数年の大型契約を示す必要があるだろう。
ドジャースは、2年連続の世界一に向けて、サイヤング賞を2度獲得している大物左腕のブレイク・スネルを5年1億8200万ドル(約273億円)で獲得、内野手のトミー・エドマンとも5年7400万ドル(約111億円)で延長契約に合意した。積極的に戦力補強を続けているが、ソトが獲得できないのであれば、レフトを任せるヘルナンデスの残留は重要なポイントとなる。
ドジャース専門サイト「ドジャーブルー」も、この報道を受けて「外野陣に複数の穴がある中で、ドジャースはヘルナンデスとの再契約を強く必要としている。ヘルナンデスは、またクラブハウスでのムードメーカーとして、そして右打席からの強打によってドジャース打線にバランスをもたらす」と再契約の必要性を説いた。
大谷の盟友の動向に注目が集まる。