レッドブル昇格を逃した角田裕毅が来季限りでの離脱を示唆…ホーナー代表も“爆弾発言”(Getty Images / Red Bull Content Pool)
「このチームで次に何があるのだろうか?」F1角田裕毅が来季限りのレッドブル撤退を示唆…ホーナー代表も放出の可能性に触れる「爆弾発言」で両者に“不穏な空気”
このコメントを伝えたオランダのFI専門サイト「GPFans」は「ホーナー氏がレッドブルから(角田)放出の爆弾投下」との見出しを取るほど、ショッキングな発言だった。
まだ来季がスタートしていないというのに「1年限り」と明言するのは、角田のモチベーションやチームでの立場に影響を与える問題発言である。
ホーナー代表は、「休暇に入って和牛を食べたと言っていた」と、角田と会談を持ったことを明かしてこう続けた。
「ホンダのサポートを受けるドライバー(の角田)はレッドブルのスポットを手にするだけのものを証明することに目を向けている。彼は強く決意を固めていると思う。彼は、物事の変化がとても早いことを知っているのだ。2025年にリアム・ローソンが我々のドライバーになることをこの場で話していると、9カ月前に誰が考えただろうか。この業界での変化は早く、彼は自分が(レッドブル昇格の)ドアを叩く1人になる存在を行動で示す必要があると分かっている」
2025年のシーズンに角田がRBでレッドブル昇格の可能性を捨てずに全力を尽くすこと、そして、その可能性が残されていることも伝えたが、これが本音とは思えない。前出の角田のインタビューを読む限り両者の考え方に温度差はある。角田は2025年に新人のイサック・ハジャーとRBでコンビを組むが、波乱含みのシーズンとなりそうだ。
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