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大晦日の「RIZIN DECADE」で5月4日東京ドームでの朝倉未来と平本蓮の再戦が発表された(RIZIN FF)
大晦日の「RIZIN DECADE」で5月4日東京ドームでの朝倉未来と平本蓮の再戦が発表された(RIZIN FF)

賛否と物議!「大人の事情の再戦です」本当に5.4東京ドーム朝倉未来vs平本蓮はファンが求める再戦なのか…”元祖”那須川天心は「THEMATCH2」のネーミングに異議!

 SNSでネーミングに異議を唱えたのは天心だ。
「THE MATCH2 って名前だけは違うと思います」
 榊原CEOは「オン・ザ・マッチにふさわしいと思った。僕らの勝手なこだわりかもしれないが、東京ドームでやるものは、ひとつ際立ったまさにTHE MATCHと言えるカード。RIZINとは別線でメガイベントな2022年の幻想を引きずりながら格闘技界のお祭りをもう1回作れたらいい」とそのネーミングにした理由を説明したが、真の最強ファイターを決めるわけでもない再戦を、ファンが求め、なにしろ交わりたくても交われなかった天心と武尊2人が熱望した“世紀の一戦”の「2」とするのは、その当事者である天心からすれば納得はいかなかったのだろう。天心が2人が築いた伝説の「THE MATCH」の価値観が傷づけられる思いがしたのも理解できる。「超RIZIN.3」で良かったのではないか。
 そして早くも物議が醸し出された再戦に対して合意したはずの当の平本がSNSで噛みついた。
「再戦に興味ない格闘技ファンが多いのはわかってます グラップラーとの試合で評価を上げたかったから自分も最初は断りましたが 大人の事情で再戦です 次に進むために 決まったからには やる必要なかったと思われる試合をします。 舐めずに前回以上の強さでしっかりと殺しに行きます」(原文ママ)。
「大人の事情」とは、興行を成功させるための話題のカードを持ってきたいというビジネス的な側面を示唆したと思われる。
 平本はここから問題投稿を連発させた。
「昨日のRIZIN面白かった シェイドラエフ、ダウトペック そしてクレベルに鈴木千裕もめっちゃ強かった 自分も次に進みたいのに 朝倉未来の我儘で謎の再戦 勝手に復帰してろよ これに勝ってもどうせ三回目とか組まれるんだろうし 引退撤回ってダサいんじゃないの? 試合前に俺に言ってたのは何?」
 朝倉はYouTubeで「(平本が)対戦を快く受けてくれてこの試合が成立した」と語っていて、榊原CEOは、「3回目はない」ことを公約しているが、平本は不満をブーブー漏らした。平本が対戦したいのは、YA-MANに判定勝利したカルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)、久保優太を血祭KOしたラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス共和国)の2人。
 さらに「シェイドラエフもダウトペックも今の俺の相手じゃないよ それを証明するために次に進みたいのに 運営がどうしても朝倉未来を勝たせたくて再戦組まれてしまう自分が不甲斐ない 来年は圧倒的飛躍する。 来年飛躍してRIZINを卒業します UFC王者に俺はなる」とUFCへの挑戦を表明。「クレベルに勝てるのは俺しかいない 絶対にRIZIN王者になる!」とも投稿した。

 

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