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佐々木朗希が8球団目の謎のチームと交渉?!(写真・黒田史夫)
佐々木朗希が8球団目の謎のチームと交渉?!(写真・黒田史夫)

Xデー迫る佐々木朗希が8球団目の”謎チーム”と極秘交渉?!元GMはヤンキースとパドレスを移籍先最有力候補と予測

 ポスティングによるメジャー挑戦を目指している元千葉ロッテの佐々木朗希(23)が8球団目となる謎のチームと交渉を行ったことをMLBネットワークの敏腕記者であるジョン・モロシ氏がスッパ抜いた。MLB公式サイトによると、すでに佐々木と直接交渉を持ったのは、ドジャース、パドレス、ジャイアンツ、ヤンキースら7球団。そしてプラスアルファ、もうひとつの球団がそこに加わった。元ナショナルズ、レッズGMでアナリストのジム・ボウデン氏は、本命とされるドジャースを候補から外し、ヤンキースとパドレスの2球団を有力候補として予想している。

 すでにドジャースなど7球団と面接を終える

 決断の時が迫っている。年末に代理人のジョエル・ウルフ氏が明かしたが「25歳ルール」で各球団に定められている国際ボーナスプール金がリセットされる1月15日から、いよいよ本格的にチームを絞り込む作業に入り、45日間のポスティングの締め切りとなる23日(日本時間24日午前7時)までに新天地が決定する。
 オファーは20球団を超え、MLB公式サイトが伝えたところによると、そのうち、ドジャース、パドレス、ジャイアンツ、メッツ、ヤンキース、レンジャーズ、カブスの7球団と直接交渉の場を持った。代理人サイドは、面談に現役選手の参加を禁じたため、大谷翔平やダルビッシュ有らのキーマンが、参戦することはなかったが、この7球団に移籍先が絞り込まれたと見ていいだろう。
 だが、ジョン・モロシ記者が、新たな情報をXで伝えた。
「佐々木朗希は、これまで報道されていたドジャース、パドレス、ジャイアンツ、メッツ、ヤンキース、カブス、レンジャーズのリスト以外にも、少なくとも 1 つのチームと交渉したと聞いています」
 8球団目の謎のチームと交渉したと報じたのである。
 それがどこの球団かは明らかになっていないが、意外とこのXチームが佐々木の争奪レースで大逆転を勝ち取るのかもしれない。
 これまで佐々木の交渉は、ロサンゼルスに相手を呼びつけて行われていたが、今後は、有力候補のチームと2回目の交渉が行われ、その際そのチームの所在地を訪れるという。佐々木の出没情報が表に出れば、ある程度、新天地の姿も明らかになってくるだろう。
 佐々木の移籍先交渉が、大詰めを迎えようとしている中で、オフのストーブ情報に詳しいレッズ、ナショナルズの元GMでアナリストのボウデン氏が、米スポーツサイト「ジ・アスレチック」に注目の予想記事を掲載した。
 ボウデン氏は、「交渉した7球団の中から移籍先を選ぶだろう」とした上でヤンキースとパドレスを最有力候補とした。
 同氏が大本命とされるドジャースを候補から外した理由は、スポンサー契約の問題。「(25歳ルールで年俸に制限のある)佐々木は、日本企業とのスポンサー契約を重要視するだろう。すでに大谷翔平と山本由伸がいるドジャースには、そのメリットが少ない」としたが、おそらく、佐々木の球団選択の条件にそのようなビジネス面は重要視されていない。この指摘は的を外れている。
 またヤンキースと、パドレスを最有力候補とした理由として、「ヤンキースは、佐々木が子供の頃から憧れていた田中将大が所属したチーム。おそらく佐々木はヤンキースファンだろう。パドレスには、佐々木がゴッドファーザー的に信頼を寄せるダルビッシュ有がおり、2023年のWBCでは、師匠的な存在だった」と、2人のキーマンの名前を出していた。
 ただパドレスについては、昨年11月に死去した前オーナーであるピーター・サイドラー氏の夫人が、自らが持つ球団経営権の拡大を主張し、ピーター氏の兄弟を提訴するなどの”お家騒動”が勃発した。パドレスは、ここまでオフの補強にまったく動いておらず、これは、佐々木の獲得に全力を傾けていると見るむきと、内紛の影響だと見る意見がある。

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