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8球団に絞られた佐々木朗希の移籍先候補からメッツが脱落?!(写真・黒田史夫)
8球団に絞られた佐々木朗希の移籍先候補からメッツが脱落?!(写真・黒田史夫)

8球団に絞り込まれた佐々木朗希の争奪戦からメッツが脱落し「西海岸チームが有力」の米報道…MLB公式は「最も必要とするチーム」にパドレスの名をあげる

 そう紹介した上で「ただここまでのオフシーズンの動きは、信じられないほど静かだ。最大の噂は、主にシースと、ルイス・アラエスのトレードだった。もし交渉を好転させるものがあるとすれば、それは佐々木をドジャースから遠ざけることだろう。それは非常に現実的な可能性のように思える」と主張した。
 またダルビッシュが米スポーツサイト「ジ・アスレチック」の取材に答えて佐々木の入団を熱望している発言をしたことを引用した。
 同サイトは、「ドジャースは佐々木を強く欲しがっているかもしれない。メッツも彼を欲しがっているのかもしれない。パドレスは、他の球団にはない事情で彼を必要としている」とまとめた。
 同サイトは、直接交渉をした7球団の「必要性」をそれぞれのチーム事情から分析し、2位にサイヤング賞を3度獲得している41歳のジャスティン・バーランダーを獲得したジャイアンツ、3位に今永昇太がいるものの先発ローテー投手全体での三振奪取率が悪かったカブス、4位に脱落と報じられたメッツ、5位にヤンキース、6位にレンジャーズ、そして最下位に本命視されているドジャースを「欲張るな」というメッセージと共に記載した。
 ドジャースの先発陣は、ウォーカー・ビューラがレッドソックスへ移籍、ジャック・フラハティも退団濃厚だが、すでにブレイク・スネルを獲得しており、大谷翔平が二刀流を解禁し、エースのクレイトン・カーショウ、タイラー・グラスノウ、トニー・ゴンソリン、ダスティン・メイ、ボビー・ミラーらの故障組が復活すれば、佐々木の必要度はそう高くはないというのが、最下位にした理由。しかし「毎年、このチームが10月に健康な先発を3枚切望していることは、言葉では言い表せないほどだ」とも付け加えた。
 また同サイトは、MLBネットワークのジョン・モロシ記者が「報道されている7球団に加えて少なくとも 1 つのチームと交渉したと聞いている」と、伝えた8球団目の謎のチームをブルージェイズ、オリオールズ、ガーディアンズのいずれかだと予想した。
「これらのチームがどれほど真剣に佐々木を追い求めてきたのか、そもそもオファーしたのかも明らかではない」としながらも、この3球団はローテーの強化が急務であることを説明した。オリオールズは巨人の菅野智之を獲得している。
 佐々木の新天地は、45日間のポスティング交渉の締め切りとなる23日(日本時間24日午前7時)までに決定する予定だ。

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