大谷翔平のドジャースがロス山火事支援に立ち上がる！WシリーズMVPのフリーマンは夫妻で4700万円を寄付。NBA、NFL、MLSらロス全プロチームで全額寄付の「LA. Strong」Tシャツ販売

　またメジャー全チームのユニホームを扱っているファナティクス社と、ロサンゼルスで活動している全プロスポーツチームがタッグを組み、すべてのチームのロゴに「LA. Strong」の文字が入った支援Tシャツを販売することも決まった。MLB公式サイトなど複数のメディによると「売り上げの全額が、米国赤十字やロサンゼルス消防署財団へ直接寄付される」という。参加するのは、MLBのドジャース、エンゼルス、プロバスケットNBAのレイカーズ、クリッパーズ、女子プロバスケットWNBAのスパークス、吉田麻也のいるプロサッカーMLSのギャラクシー、女子プロサッカーのエンゼルシティー、アメリカンフットボールNFLのラムズ、チャージャーズ、プロアイスホッケーNHLのキングスに、USC（南カリフォルニア大学）の全スポーツ団体トロ―ジャンズ、さらにゴルフクラブやLA2028五輪の「LA. StrongTシャツ」も作成される。
　昨年の12月8日に始まったロサンゼルスの山火事は、強風と乾燥した空気により、広範囲に広がり、カリフォルニア州とロサンゼルス郡当局によると、11日朝に火災は約148平方キロメートルを焼失させた。少なくとも10000棟の建物が破壊され、5300軒の家が破壊されたという。被害額も膨大で、米国の大手金融会社「ウェルズ・ファーゴ」は、災害による経済的損害総額が600億ドル(約9兆4200億円)をはるかに超えると推定した。また「JPモルガン」は、火災に関連する保険損失額だけで200億ドル(約3兆1400億円)を超えると予想している。