佐々木朗希の移籍先最終候補はドジャース、パドレス、ブルージェイズの3球団…ESPN敏腕記者が報道

　千葉ロッテからポスティングによるメジャー移籍を狙っている佐々木朗希（23）の新天地がドジャース、パドレス、ブルージェイズの3球団に絞り込まれた。ESPNの敏腕記者で知られるジェフ・パッサン記者が報じたもの。米スポーツサイト「ジ・アスレチック」は佐々木がトロント、サンディエゴを訪れ、ブルージェイズ、パドレスと2回目の交渉を行ったことを報じている。佐々木のポスティングの交渉期限は米東部時間23日午後5時（日本時間24日午前7時）だ。

　ブルージェイズとパドレスは現地を訪問

　佐々木の移籍先交渉が最終段階に入ったことを示すニュースが次から次へと飛び込んできた。これまで佐々木はドジャース、パドレス、ジャイアンツ、ヤンキース、メッツ、レンジャーズ、カブス＋謎の1球団の計8球団と交渉を行ってきた。「25歳ルール」による各球団に割り当てられている国際ボーナスプール金がリセットされる15日から、2度目の交渉が本格化されると見られていたが、ついに代理人から、交渉打ち切りの連絡が意中にない球団に入り始めた。最初に脱落が明らかになったのはジャイアンツ。
　ザック・ミナシアンGMが「最終候補でないことを代理人から伝えられた」ことを明かした。NBCスポーツのジャイアンツ番記者のアレックス・パブロヴィッチ氏ら複数のメディアが報じたもの。次に米ニューヨーク放送局「SNY」のアンディ・マルティーノ記者は「ヤンキースとメッツはロキ・ササキと契約する予定はない、とリーグ関係者は言う。ヤンキースは契約しないと告げられた。メッツも彼と契約する予定はない」とXにポスト。さらにダラスモーニングのイバン・グラント記者は、「レンジャーズ以外のチームと契約する」という連絡が入ったことをXで報じた。
　一方で米スポーツサイト「ジ・アスレチック」でケン・ローゼンタール記者、アンディ・マッカロー記者が、複数の情報筋の話として佐々木が先週、トロントを訪れ、ブルージェイズと交渉したことを伝えた。8つ目の謎の球団はブルージェイズだったわけだ。
　スポーツネットが見た映像には「ロジャース・センター（ブルージェイズの本拠地）の平らな地面でブルージェイズの役員らに囲まれながら投手が投球する様子が映っていた。その投手の投球フォームは佐々木のフォームとそっくりだった」という。