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佐々木朗希の移籍先がドジャース、パドレス、ブルージェイズの3球団に絞られる(写真・黒田史夫)
佐々木朗希の移籍先がドジャース、パドレス、ブルージェイズの3球団に絞られる(写真・黒田史夫)

佐々木朗希の移籍先最終候補はドジャース、パドレス、ブルージェイズの3球団…ESPN敏腕記者が報道

 同サイトは、ブルージェイズでは2年連続で30試合以上に先発した投手は2016、2017年のマーカス・ストローマンくらいで「投手として成長段階にある佐々木は移籍先の決断にチームの投手育成の質に重きを置いていると思われる。ブルージェイズは明らかに合っていないように見える。しかもストローマンを育成したのは以前のフロント体制だ」としながらも、2022年から菊池雄星が2シーズンあまりチームに在籍していたことと、2023年オフには大谷翔平の争奪戦にも参戦し、大谷をフロリダ州ダンイーデンのスプリングトレーニングの施設に招待したことを紹介した。
「大谷はブルージェイズのバッグを手にチームの帽子をかぶり、愛犬デコピンはカナダのジャケットに身を包んで施設を後にした」
 佐々木の代理人のジョエル・ウルフ氏によるとオファーがあったのは20球団。書類選考ののち、そのうち8球団をロサンゼルスに呼びつけて交渉を行った。だがそこから、さらに絞り込んだ球団との2回目の交渉はその球団の本拠地を訪問して行われる予定だった。佐々木がトロントを訪れて、開閉式ドームのロジャース・センターを視察したとすれば、ブルージェイズは最終候補に残った球団のひとつということになる。
 また同じく「ジ・アスレチック」のパドレス番のデニス・リン記者は「情報筋によると、ロキ・ササキは先週トロントを訪問した後、パドレスと会うためにサンディエゴを訪れた」と伝えた。ドジャースと共に本命とされるパドレスの本拠地であるサンディエゴも訪問したとなると、パドレスも最終候補に残ったということになる。
 佐々木の移籍先情報が次から次へとアップデートされる中、ESPNのパッサン記者は「ESPNの情報筋によると、日本のスター右腕投手、佐々木朗希の獲得候補はロサンゼルス・ドジャース、サンディエゴ・パドレス、トロント・ブルージェイズ。佐々木は1月23日のポスティング期間終了までにチームを決める予定」とXに投稿。カブスも候補から消して、最終候補がドジャース、パドレス、ブルージェイズの3球団に絞り込まれたことを報じた。
 大谷翔平、山本由伸のいるドジャース、ダルビッシュ有にあるパドレスは、元々本命とされた2球団。ブルージェイズだけが候補に残ったのはサプライズだが、大谷のFAの際にも、ブルージェイズへの決定の噂が流れた後に、ドジャースに決定したという経緯がある。果たして佐々木はこの3球団のうちどこを新天地に選ぶのか。

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