パドレスが脱落で佐々木の移籍先はドジャースとブルージェイズの2球団に絞られる(写真・黒田史夫)
「決断したことを意味するわけではない」パドレス脱落で佐々木朗希の移籍先はドジャースとブルージェイズに絞られる…ブ軍は国際ボーナスプール金を約3億円増額
大本命のドジャースの国際ボーナスプール金は514万6200ドル(約8億円)で、スポーツイラストレイテッド誌によると、トレードなどで最大823万3920ドル(約12億8000万円)まで増やせる可能性があるという。
金銭的な条件闘争となればブルージェイズが有利。しかし、佐々木陣営は、金額は問題にしていない。そもそもそこが条件であれば「25歳ルール」に引っかかる年齢でのメジャー挑戦は決断していないだろう。
佐々木が選ぶのは、大谷翔平、山本由伸がいて、ワールドシリーズのディフェンディングチャンピオンである大本命のドジャースなのか、それともブルージェイズなのか。俄然、ドジャースが有利になったと思われるが、MLB公式サイトは「ブルージェイズのマイナー組織は成功を収めていないが、ピート・ウォーカー投手コーチとチームは、ロビー・レイ(ジャイアンツ)、菊池雄星(エンゼルス)の2人の才能を開花させた。ケビン・ゴーズマン、ホセ・ベリオス、クリス・バシットらといった先発投手が成功を維持している。23歳の佐々木に対してブルージェイズの育成施設や、その他のリソースが大リーグで活躍できるという素晴らしい環境を作れる」とブルージェイズのメリットも伝えているが…。
決断の時が近づいている。
1 2