「精神的ダメージを…」佐々木朗希ドジャース決定に反応様々…ブ軍ファンは落胆しカブス鈴木誠也の同僚外野手は「何の驚きもない」…「調査の可能性」密約説をぶりかえす元GMも

　ドジャースとの密約説はロッテでプレーした元サイヤング賞左腕のダラス・カイケルがニューヨークポスト紙の取材に「ドジャースと契約が成立したという噂を聞いた」と答えたことで広がり、一部の他球団のフロントも同じような噂を流したことで、代理人のジョエル・ウルフ氏が完全否定すると同時に怒りの声をあげた。またロブ・マンフレッドコミッショナーももタンパリングについては徹底調査することを約束していた。
　ボウデン氏は、さらにこう続けた。
「我々は、日本ではメディアとうまくいっていなかったことから小規模市場のチームが理にかなっていると聞かされた。広告スポンサーが大きな役割を果たすとも聞かされたが、ロサンゼルスでは、大谷と山本の陰に隠れて都合通りにはいかないだろう。彼がドジャースと契約しなければ、事前取引がなかったことを証明する上で、これらの話は理解できるものだった。だが、結局は、ほぼすべての（他球団の）フロントオフィス関係者が移籍先になるだろうと私に話していたチームに辿り着いた。彼らは、このプロセスが始まる前にすでに決まっていたと考えていた。そこに当惑を覚えており、私はコミッショナー事務所によってある時点で調査されることになるだろうと考えている」
　よほどの証拠でもない限り、メジャーのコミッショナーも動かないだろうが、ドジャースファン以外にとっては、「驚きがない」と同時に、何か引っかかるものがある結末だったのかもしれない。