判明した交渉舞台裏！佐々木朗希のハートを射止めた大谷翔平らド軍スター勢ぞろいで寿司職人を招いたオーナー宅でのホームパーティーとNBAレジェンドの緊急出馬

　そこにはフリーマンとベッツ、そして佐々木とコンビを組むキャッチャーのウィル・スミス、そして契約延長されたトミー・エドマンが勢ぞろいし「その中での最大のスター」は大谷だった。同サイトは、ある関係者の佐々木の獲得のために大谷が「バスを運転していた」とのコメントを伝えた。佐々木のドジャース行きのバスの運転手のように大谷が獲得に大きな役割を果たしたというのである。
　寿司職人が招かれ、ホームパーティのような落ち着いた雰囲気を作りだし、同サイトは、「佐々木がソファに座り、将来のチームメイトとおしゃべりをする中、シェフは仕事をしていた。彼らはそれぞれがワールドシリーズの生活がどのようなものかを語っていた」と見てきたように様子を伝えた。
　他の多くの選手から事前に収録していたメッセージビデオが上映され、「チームの家族や選手育成スタッフの扱い、そして佐々木とチームメイトになることをどれほど熱望しているかを語った」という。ある関係者は、このビデオメッセージの狙いを「スターが勢ぞろいするクラブハウスで、佐々木がどれほど歓迎されるかを強調することだった」と説明したという。
　テレビで見た世界一メンバーから最高級のもてなしを受けた佐々木の心が大きく動いたことは想像に難くない。
　そして歓迎セレモニーに似たホームパーティーから2日後の17日（日本時間18日）に佐々木は、自らのインスタグラムでドジャース入りを発表した。代理人のジョエル・ウルフ氏は、パドレス、ブルージェイズに断りのテキストメッセージを送り、ドジャースには、電話連絡をする考えでいた。だが、同サイトによると、佐々木のドジャース入りが公式に明らかになる数分前にドジャースの幹部は、別の情報源から、そのスクープを入手したという。大谷が「We got him（彼を獲得した）」とのテキストメッセージを回していた。おそらく佐々木が真っ先に大谷に連絡したのだろう。
　ちなみに、同サイトは、パドレスの2度目の交渉の様子も伝えている。パドレスの交渉には、ダルビッシュ有とマニー・マチャドという2人のチームの顔が参加してホストを務め、ジョー・マスグローブ、ジャクソン・メリル、そして10代の有望株の捕手であるイーサン・サラスも出席した。佐々木は、ペトコパークを見学し、マウンドから投球を行ったというが、ドジャースの攻勢には勝てなかった。