• HOME
  • 記事
  • 野球
  • イチロー氏が日本人初の米野球殿堂入りもわずか1票足らず史上2人目の満票ならず…得票率99.7%はリベラ氏の満票を除くとジーター氏と並び史上2位タイ
イチロー氏が日本人初の米野球殿堂入りも史上2人目の満票はならず
イチロー氏が日本人初の米野球殿堂入りも史上2人目の満票はならず

イチロー氏が日本人初の米野球殿堂入りもわずか1票足らず史上2人目の満票ならず…得票率99.7%はリベラ氏の満票を除くとジーター氏と並び史上2位タイ

 前出のトプキン記者は「私の推測では、イチローは、並外れたリリーバーのマリアノ・リベラに続いて満場一致で殿堂入りすることはないだろう」と予測していた。「彼のキャリアの信じられないほど長いピークに対して、37歳のときから始まった残りの8シーズン以上の低迷期の長さにどこかの誰かが何らかの欠陥を見つけるだろう。ただ反対派はそれを発表して派手なことをするとは思わない」と説明していた。またスポーツイラストレイテッド誌のトム・ベルドゥーチ記者も、イチロー氏のキャリアの数々を高く評価した上で「イチローは単打が多く、四球をあまり選ばなかった。ヒットのうち81%は単打で、この数字はロッド・カルーの79%を上回る数字だ。また通算OPS+107は、外野手としては最悪の成績。通算塁打数(3994)と通算四球数(647)はスティーブ・フィンリー(4157、844)、ジョニー・デーモン(4214、1003)、ラスティ・スタウブ(4185、1255)よりも少ない数字だ」とも指摘していた。

 イチロー氏は、MLBネットワークの発表番組にオンラインで主演し「2001年に挑戦が始まったわけですけど、当時、僕が2025年の今日、ホールオブフェーム(殿堂)の発表のこの場にいることはまったく想像できなかった。MLBでプレーすることすら、できるかどうかの議論がたくさんあったので、僕個人としてもそうですし、日本のプレーヤーとしても初めてということで大変光栄なことだと思っています」とコメントした。

関連記事一覧