• HOME
  • 記事
  • 格闘技
  • 「なぜだ?井上尚弥は戦いを避けている。言い訳を聞くのもバカらしい」WBA暫定王者アフマダリエフがモンスターをまた過激に挑発…12月サウジで対戦予定だがプロモーターは王座剥奪を示唆
次戦でピカソを優先させた井上尚弥にWBA暫定王者のアフマダリエフが吠えた(写真・ロイター/アフロ)
次戦でピカソを優先させた井上尚弥にWBA暫定王者のアフマダリエフが吠えた(写真・ロイター/アフロ)

「なぜだ?井上尚弥は戦いを避けている。言い訳を聞くのもバカらしい」WBA暫定王者アフマダリエフがモンスターをまた過激に挑発…12月サウジで対戦予定だがプロモーターは王座剥奪を示唆

 同代表によると、WBAが3度命じた指名試合は、井上陣営が回避料を支払うことで延期していたという。
「WBAは、今度試合をしないならタイトルを剥奪すると宣言している。なのに次に戦うのはピカソだ。ピカソだよ?芸術家か?彼はアフマダリエフほど強くない。井上尚弥にとって不名誉だ。彼は私が思っていたようなファイターじゃなかった。アフマダリエフは、正規王者に昇格するだろう。彼がもう一度統一王者となるには、彼と戦わねばならない」
 同代表は、ピカソを蔑すみアフマダリエフの正規王者昇格を示唆した。
 さらに「井上のこういう行動や戦績はパウンド・フォー・パウンドに値しない。リストから外すべきだ」とまでバッシングした。ただ同代表は「リヤド・シーズン」の責任者であるトゥルキ・アラルシク長官と協議したことを明かし「閣下が4団体統一戦として12月に実現する」と12月にサウジで井上との対戦が実現する予定であることを認めている。
 それなのにここまで井上批判する理由は、井上陣営から“待ち料”を引き出す狙いと、なんとかWBAにベルトを剥奪させる流れを作り、正規王者として井上との4団体統一戦を実現することでファイトマネーを吊り上げようと考えているのだろう。 
 サウジの興行でのファイトマネーは「リヤド・シーズン」が支払うため、井上陣営にリスクはないが、モンスターを侮辱してアフマダリエフの価値を高めるプロモーターのやり口は、あまりにも品位に欠ける。12月のサウジ決戦までまだまだ挑発や因縁が続きそうだ。

関連記事一覧