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厳しい量刑を言い渡された水原被告は無言を貫いた(写真・AP/アフロ)
厳しい量刑を言い渡された水原被告は無言を貫いた(写真・AP/アフロ)

「大谷翔平から数百万円のチップとポルシェ」判事が「信じられない」と断じた水原一平被告の「生活困窮」の“ウソ”…情状酌量は認めず禁錮4年9か月で3月24日までに刑務所収監へ

 量刑が言い渡される前に水原被告は用意したメモを英語で読み上げた。
「私がしたことについて大谷選手に対して心から申し訳なく思っている。謝罪で私の犯した罪が正当化されることがないこともわかっている。自分の犯した罪に対する処罰は受ける覚悟がある。今回の過ちは残りの人生に大きな影響を与えるだろう。また提出した書簡で私は自らの行動を正当化しようとしているわけではない。私がこの罪を犯すに至った経緯、特にギャンブル依存症について理解してもらいたかった」
 黒のスーツで出廷した水原被告は、判決を聞いても表情を変えることはなく、法廷を出る際には、メディアの問いかけに無言を貫き、弁護士のマイケル・フリードマン氏もコメントを出さなかった。
 今回の判決は検察側と水原被告側の間で合意した司法取引の量刑の範囲に含まれているため、控訴はできずに刑は確定した。水原被告は3月24日までに南カリフォルニアの刑務所に収監される。水原被告は南カリフォルニアの刑務所を希望している。また検察によると4年9か月の刑を終えた後に、水原被告は国外追放処分になる見込みだという。

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