
ドジャースが”レジェンド左腕”カーショーと1年最大約15億円で再契約に合意…6月復帰見込みで大谷翔平、佐々木朗希、山本由伸との豪華ローテー実現の可能性
ドジャースがFAだった通算212勝左腕のクレイトン・カーショー投手(36)と再契約で合意したことが明らかになった。米スポーツ専門局「ESPN」など複数メディアが伝えたもの。契約は1年で、インセンティブを含めて500万ドル(約7億7000万円)から1000万ドル(約15億4000万円)が保証されるという。またドジャースはエンリケ・ヘルナンデス内野手(33)と1年650万ドル(約10億円)で規約を結んだことを発表している。
「ドジャース一筋」
サイヤング賞を3度受賞し、将来の殿堂入りが確実視されてるカーショーが18年目のシーズンも続けてドジャースでプレーすることになった。ESPNが契約合意に達したことを報じた。契約は1年で、年俸は500万ドル(約7億7000万円)から1000万ドル(約15億4000万円)が保証され、「いくつかのインセンティブボーナスが含まれる」という。
カーショーは、現在、ドジャースのキャンプ地であるアリゾナ州グレンデールのキャメルバックランチでトレーニングを行っており、メディカルチェックの検査待ち。その検査で異常がなければ正式発表される予定だという。
2008年からドジャースで投げ続けているカーショーは、最多勝3度、最高防御率5度、最多奪三振3度など、タイトルを総なめにしてきたメジャーを代表するレジェンド左腕。2014年にはMVPも受賞している。だが、昨季は左肩手術などで出遅れて、わずか7試合の登板に留まり、2勝2敗、防御率4.50の成績に終わっていた。昨年11月には、足と膝の手術を受けた。同メディアは情報筋の話として「3月で37歳になるカーショーは6月あたりでの復帰が見込まれている」と報じた。
またメジャー史上20人目となる通算3000奪三振まであと「32」に迫っていることを付け加えた。
オフの情報に詳しい米サイト「トレードルーマーズ」も「カーショーがドジャースに戻ることにサプライズは何もない。将来の殿堂入り選手(のカーショー)はドジャースで現在までのキャリアのすべてを過ごしてきた。彼は、複数回にわたってフリーエージェントとなり、常に再契約を結んできた。ダラス地域出身であることから、時折、レンジャーズに移籍したいとの考えを示すこともあったが、それが結実することはなかった。昨年のワールドシリーズ制覇後に彼は『ドジャース一筋』との宣言をしていた」と記した上でこう続けた。