
暗礁?実現?井岡一翔とWBA王者マルティネスとの再戦の行方に注目(写真・山口裕朗)
報道に不快感?!「井岡一翔vsマルティネスの大晦日にインフル感染で流れた再戦の可能性は消えてなんかいない」米リング誌の“暗礁”報道を井岡陣営が全面否定
その“バム”との統一戦のオプションを頭に置いているのは井岡陣営も同じ。井岡は過去に3度、再戦を経験しているが負けたことがない。いずれもボクシングIQと世界でも指折りのスキルを活かした井岡の戦略が功を奏してきた。
まさかのアクデントで試合前日に流れた再戦の再セットを最も心待ちにしているのは元4階級制覇王者の井岡自身だろう。
またWBO世界同級王者のプメレレ・カフ(南アフリカ)に4月か、5月に元4階級制覇王者のローマン・ゴンサレス(ニカラグア)が故郷のニカラグアで挑戦する計画が持ち上がっている。これもリング誌が報じたもの。カフは昨年10月に初防衛戦となる田中恒成(畑中)から判定でベルトを奪った。ロマゴンがこの階級で王者に返り咲けば、今後、井岡の対戦候補として浮上してくるだろう。いずれにしろ井岡-マルティネスのWBA世界戦の交渉の行方に注目が集まる。
1 2