
異色の攻守両面プレーのNFLドラフト候補が「大谷翔平より僕の二刀流の方が難しい」と“爆弾発言”して全米で物議
米スポーツイラストレイテッド誌は「トラビス・ハンターが大谷翔平との二刀流比較で物議を醸す主張」という見出しを取り、「これは大胆な発言だった。彼は大谷の偉業と比べてどちらが難しいか?と聞かれ、かなり物議を醸す答えを出した」と報じた。
同誌は「ハンターは、カレッジフットボールで素晴らしいキャリアを成し遂げ、信じられないほどの不安を肉体にかけた。しかし、大谷は過去7年間に一貫して最高レベルでの成績を残している。ハンターは、まだドラフトもされてもいない。そこを誤解しないで欲しい。彼が最終的にNFLに足跡を残す可能性を秘めていることは間違いないが、今のところはそれだけだ」と厳しい見立てを記した。
SNSやネットのコメント欄でも、このコメントは物議を呼んだ。
「人々は嫌うだろうが、彼の意見は正しい」とハンターを支持する声もあったが、「彼は間違っている」「彼はまだ何もしていない」という批判的な意見が多くを占めた。
「もしトラビスがプロでも両方でプレーできるのなら、どちらが難しいかを語ることができる。しかし、NFLに関する限り、彼はまだ未知数であり二刀流スターではない」
「なぜ自分を賢く見せようとするのか理解できない」
「アメリカンフットボールのワイトレシーバーとコーナーバックは似た動作だが、メジャーリーグの投球と打撃はまったく異なるスキルだ。大谷がやっていることは、2つの異なるスポーツをトップレベルでプレーすることに近い」
アメフトでの攻守両面でのプレーのフィジカルへの負担は想像を絶するものがある。ただスキルという点では、そこまで大差はない。大谷の二刀流とハンターの二刀流のどちらが難しいか?の答えは、SNSやネットで殺到した反対意見が、すべてを物語っているのだろう。ハンターのトップ指名が確実視されているNFLドラフトは4月下旬に開催される。