• HOME
  • 記事
  • 格闘技
  • 朝倉未来は復帰決断の平本蓮欠場の5.4東京ドーム「RIZIN男祭り」で誰とやるのか…名乗りをあげた皇治に「1日に2試合やってもいい」と芦澤竜誠との異例のWヘッダーを提案
一度は引退を口にした朝倉未来の5.4東京ドームでの再起が決定
一度は引退を口にした朝倉未来の5.4東京ドームでの再起が決定

朝倉未来は復帰決断の平本蓮欠場の5.4東京ドーム「RIZIN男祭り」で誰とやるのか…名乗りをあげた皇治に「1日に2試合やってもいい」と芦澤竜誠との異例のWヘッダーを提案

 ただYA-MANは3月29日の「RISE ELDORADO 2025」でミゲール・トリンダーデ(ポルトガル)との対戦を控えている。原口健飛を1ラウンドで倒している強豪で、この試合でダメージを負えば、約1か月後の5月4日には間に合わない。鈴木は30日の「RIZIN.50」香川大会でダウトベックと対戦する。怪我を負う可能性と共に9連勝と勢いに乗るダウトベックに鈴木が負ける可能性もある。YA-MANにも言えるが、朝倉前哨戦で、負けてしまうと興行的価値は下がる。
 朝倉は「さすがに見る」と、この試合の行方に注目しているが、この2人が総崩れになった場合のXも用意しておかねばならない。
「ここを無傷で両選手が終わってくるのか。勝った負けたもある。そうすると第3、第4の候補も考えなくちゃいけない」と榊原CEO。
 そんな中でXで名乗りをあげたのが皇治だ。
「5.4祭りなら、俺が出るしかあれへんな。 東京ドーム盆踊り大会、盛り上げよか。 なんなら、みくるんと殴りあったってもえええでー」
 信者の多い皇治の動員力と、事前プロモーションの上手さを加味すれば、東京ドームの舞台にはふさわしいカードかもしれない。
 朝倉もいきなりXで反応。
「ありがとうございます 1日に皇治くん、芦澤くんと2試合やってもいいなあ」
 そうリポストした。
 これまで朝倉と皇治は対戦経験はない。元K-1の皇治がキック1本に絞っていたという事情もある。皇治は、2023年4月のRIZIN.41で芦澤竜誠に1-2の判定で敗れると、その後、MMAへの挑戦を表明して、その年の大晦日にキングカズの次男である三浦孝太に2ラウンドTKO勝利、昨年7月の「超RIZIN.3」で芦澤とMMAルールで再戦し、激闘の末、またしても判定負けを喫している。
 相手としては少々戦績が物足りない点を考慮したのか、朝倉は、前代未聞の皇治&芦澤とのWヘッダーを提案したのである。
 東京ドーム大会のメインは、この日、追加カードとして発表されたRIZINフェザー級王者のクレベル・コイケ(ブラジル)にラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス)が挑戦するタイトル戦となる予定で、朝倉は、榊原CEOに「僕的にはメインじゃなくても1試合目でいいっすけどね」と提案している。
 オープニングカードでの出場を直訴した朝倉に、榊原CEOは「1試合目とメインと両方出るとかね」と、冗談交じりに返していたが、実は、どこかで、皇治、芦澤とのWヘッダーの話題が出ていたのかもしれない。

 

関連記事一覧