
フィリーズ青柳晃洋が2試合連続無失点で開幕メジャーに追い風?!…球宴中継ぎ左腕ストラームの故障による戦線離脱濃厚で滑り込む“枠”がひとつ空く
同局は「もしストラームが開幕に準備が整わなければ、ホセ・アルバラードがブルペンで最も重要な場面に投げる左腕としてより重宝されるだろう。フィリーズはストラーム、アルバラード、ジョーダン・ロマノ、オリオン・カーケリングの終盤のカルテットを頼りに試合を締める計画でおり、誰かが故障すれば、タナー・バンクス、ホセ・ルイス、ジョー・ロスの責任が増してくる。そしてストラームの代わりは、ナビル・クリスマット、ホセ・クアス、ジョン・マクミロン、ニック・べスピ、タイラー・フィリップス、青柳、そしてキャンプにいる他の数人を含む投手となる」と、そのひと枠を奪う可能性のある一人して青柳の名前を記した。
さらに「べスピはこの大勢の中で唯一の左腕だ。クリスマットは、優れたチェンジアップを持つ技巧派のベテラン右腕。クアスと青柳はサイドハンド。マクミロンは、球速3桁を出すことができる」と紹介した。
フィリーズのフロントがストラームと同じ左腕にこだわらなければ青柳にもチャンスがある。
ニュージャージー州南部のラジオ局97.3ESPNは「ストラームを欠いてもアルバラード、バンクスという2人の左腕がいるが、ブルペンには1つ枠が空くことになるだろう」と指摘した上で、こう今後の展開を予想した。
「フィリーズはまだロースター外で枠を争う投手が多くいる」とし、青柳、クリスマット、クアス、トリスタン・ガーネット、ジョエル・コーネル、マクミロン、ニコラス・パディラ、オースティン・シュルファー、ベスピ、ギロ・ズニガら10人の名前をリストアップした。
そして「クリスマット、クアス、コーネル、マクミロン、べスピ、ズニガは、メジャーでの登板経験がある。メジャー経験がある唯一の左腕としてべスピに注目しなければならない」と続け、こちらは同じ左腕のベスピが生き残る可能性を示唆した。青柳は追い風が吹く中、厳しい開幕メジャー争奪戦を勝ち抜くことができるのだろうか。