• HOME
  • 記事
  • 野球
  • 大谷翔平の衝撃凱旋2ランに「むしろ2打席かかったことに驚き」とドジャース捕手スミスが称賛を超えた意外反応…巨人阿部監督は「ああやっぱり打つな」
大谷翔平が巨人戦で戸郷から衝撃の凱旋2ラン(写真:Imagn/ロイター/アフロ)
大谷翔平が巨人戦で戸郷から衝撃の凱旋2ラン(写真:Imagn/ロイター/アフロ)

大谷翔平の衝撃凱旋2ランに「むしろ2打席かかったことに驚き」とドジャース捕手スミスが称賛を超えた意外反応…巨人阿部監督は「ああやっぱり打つな」

 まだ本番前とはいえ、3度目のMVPを獲得した大谷と、2024年シーズンを共に戦ったチームメイトの受け止め方は、もう驚きではなかった。
 オレンジカウンティレジスター紙によると「6番・捕手」でスタメン出場したウィル・スミスは、「正直なところ2打席もかかったことに驚いている」との感想を口にした。
 「彼にとってゲームは簡単すぎる」
 このコメントは米スポーツサイト「ジアスレチック」は見出しに取ったほどだった。
 今季からFAでジャイアンツから移籍、3回に先頭打者として戸郷を動揺させる弾丸ライナーの一発をお見舞していたマイケル・コンフォートは「本塁打の予感」がしたという。
「本当に素晴らしいよ。大事な場面で、彼はみんなが見たいものを与えてくれるように見える。スプリングトレーニングでも、彼は最初の打席でホームランを打った。彼が今夜、ファンのためにそれをやってくれるだろうと感じていたし、彼はそれを実行したんだ」
 もはや大谷が、凱旋帰国の初戦という注目の舞台で、多くのファンの期待に応えたことは、驚きではないのである。
 試合前に、偶然、室内でバッティングを行う大谷と鉢合わせして「羨ましがられる」記念写真を撮ったことを明かした巨人の阿部監督も、大谷の本塁打について、こう語った。
「テレビではたくさん見ている。もう凄いとかいう感覚じゃなくて“ああ、やっぱり打つな”と見ていました」
 その言葉がすべてだろう。
 大谷は、第3打席がセカンドゴロに終わると、8回に代打を送られ、試合中に着替えてドームを後にした。今日16日の阪神とのプレシーズンゲームは、午後12時開始のデーゲームだが、ロバーツ監督は、大谷を続けてスタメンで起用することを示唆した。2試合連続の一発で、18、19日のカブスとの開幕戦に向けて、さらなる弾みをつけるのか。
 阪神は、2年前にWBCに向けてのプレシーズンゲームで、大谷にストンと落ちたフォークを本塁打にされた才木浩人が先発予定となっている。

関連記事一覧