• HOME
  • 記事
  • 野球
  • カブス地元メディアが激怒!「あきれた判定だ」大谷翔平のファン妨害でリプレー検証となった今季1号が物議を醸す「審判は正しい判定をしたのか?」
ドジャースの大谷翔平がカブスとの東京シリーズ第2戦で記念すべき第1号を放つがファンに邪魔されビデオ検証が行われた(写真・AP/アフロ)
ドジャースの大谷翔平がカブスとの東京シリーズ第2戦で記念すべき第1号を放つがファンに邪魔されビデオ検証が行われた(写真・AP/アフロ)

カブス地元メディアが激怒!「あきれた判定だ」大谷翔平のファン妨害でリプレー検証となった今季1号が物議を醸す「審判は正しい判定をしたのか?」

「打球は黄色いホームランストリップのすぐ近くの壁に当たったように見え、打球がフェンスを越えたかどうかは不明だった。大谷が二塁を回る際に審判が本塁打を認めたが、プレーは見直されることになった。リプレーではボールがスタンドインする前にファンがボールに接触している様子が映っていた」とし、FOXのアナウンサーのアダム・アミン氏とA.J.ピアジンスキー氏が、拡大されたスロー映像を見て議論している動画を添付した。
「(フェンスを)越えたとは思わない。ストライクを投げてくれば、かっ飛ばすという感じで彼は打った。ただわずかに届かなかった」
「ボールは観客の手に触って落ちた。あの手だ」
 2人はそう意見を交換。リプレー検証の結果が本塁打となると「ホームランだった。大谷の50-50のシーズンから続く今季最初の一発。チームに6-2のリードをもたらし大谷でさえも少し驚いているようだ」とコメントしている。
 米ヤフースポーツは「審判は正しい判断をしたのか?」と疑問を投げかけて「最終的に結果には影響しなかったが、大谷の本塁打は違った判定を受ける可能性もあった」とした。
 同サイトはメジャーの公認野球規則をこう紹介した。
「観客が打球または投球に干渉した場合、ボールデッドが宣言され、塁走者は審判が干渉がなかったと判断した場所に置く。観客がフィールド内に手を伸ばして野手が打球を捕球することを明らかに妨害した場合、バッターはアウト。しかし、観客が打球に接触しフィールド内に手を伸ばさなかった場合、たとえ野手が観客がそこにいなければ捕球できたとして妨害はコールされない」
 さらにいえば、今回のようなケースでは、もし観衆の妨害がなければ、打球がどうなっていたかで判断される。
 同サイトは「今回は審判がファンがボールに触る前にボールがフェンスを越えたと判断した可能性が高い。東京ドームの外野壁の高さから、ファンはカブスの中堅手ピート・クロウ・アームストロング(PCA)の捕球を防げなかったため、大谷がアウトになる危険性はなかった。二塁打か本塁打かのどちらかになるはずだったが、審判は最終的に本塁打とした」と説明した。

 

関連記事一覧