
「直接謝罪して頭を下げろ! 1番大事な事をすり替えるな」ONEのチャトリCEOが海人への“暴言”を撤回&謝罪したが矛盾点のある声明文に所属ジムが納得せず激怒
今回はその暴言を撤回、謝罪したものだが、説明の端々に本当に今回の問題を理解しているのか、と疑問に感じる矛盾点がいくつかあり、海人が所属する「TEAM F.O.D」が、Xに反論をポストした。
同ジムが問題にしたのは「グリゴリアン選手は制限時間を過ぎてハイドレーションテストをクリアし、350グラムの体重オーバーとなりました」という一文だ。
「ここが大事で。制限時間内にハイドレーションテストをクリアしないと失格とこちらは聞いてます。 その上グレゴリアンはそのテストをやってられないと、大声を出して拒否して姿を消しました。 その時点で彼はこの試合を拒否し逃げたんです」
制限時間を過ぎてのハイドレーションテストは認められず「失格ではないか?」という指摘だ。
「時間内までに戻ってきて努力をした上でハイドレーションも計量もクリアできないのならその事情もわかるので、1キロオーバーであろうと2キロオーバーであろうと、こちらは試合はすると伝えていました。ですが彼は時間内にも戻ってこない、制限時間の13:00には、ハイドレーションテストをするドクター、計量するスタッフ、全ていなくなり撤収しました。 そして彼が、1時間〜2時間過ぎて戻ってきて、ドクターや、第三者、もちろん僕達もいないところで、ハイドレーションテスト、計量を行って、ハイドレーションテストはクリアしたけど体重はオーバーとなりました。 この事実を無しにするのはおかしいんです」
まさに正論だろう。
さらに「そもそも制限時間を過ぎた時点で(最初にも書いてますが)失格と聞いています。 なので交渉する権利もなければ、ハイドレーションテストも計量もする権利もないはずなんです。 その時点で僕達はグレゴリアンが試合を放棄して逃げたと判断しました。その後、公開計量には出て欲しいと言われたので、公開計量会場に向かっている最中に、先程グレゴリアンが戻ってきて、ハイドレーションテストはクリアして体重はオーバーした事を告げられ、ハイドレーションはクリアしたので、ペナルティーを払うので試合して下さい。と謝罪する事なく淡々と機械的に話されました。 これが制限時間内の話なのであれば、チャトリの言っている事もわかるのですが、制限時間を過ぎた時点で失格なんです。 しかも、グレゴリアンが拒否して姿を消した事実もあります、なんらかの事情で遅れている等ならまだ話もわかるんですが。 チャトリやグレゴリアンが海人の事を責めている、体重たったの350グラムオーバーしてくらいでと言っていますが、体重のオーバーしたグラムなんてこちらは気にしていないんです。 最初に聞いている、制限時間内にハイドレーションテストクリアできない場合は失格というルールです。そこが大事なんです!そのルールは何の為にあるのか?」
体重を超過し、計量、ハイドレーションテストのルールを無視した上で「キャッチウエイトで試合をやれ!」は、あまりにも虫のいい話だし、もうプロの格闘技競技団体の体をなしていない。