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海人(右)がグレゴリアン(左)に「リングで決着をつけよう」と呼びかける。中央は問題発言したチャトリCEO(写真提供・ONE)
海人(右)がグレゴリアン(左)に「リングで決着をつけよう」と呼びかける。中央は問題発言したチャトリCEO(写真提供・ONE)

3つ巴の物議を醸す異常事態?!ONEチャトリの暴言問題に激怒の海人が体重超過のグレゴリアンに対戦要求もSNSでは「最初から試合をやっておけ」「今さら戦う必要はない」と意見割れる

 ひとつは海人の対戦の飛びかけに異論を唱えた声だ。
「いや海人さん、それはダメ。 それを言うなら今回の試合をやるべきだった。チャトリもグレゴリアンはそう思ってたからこそ主張してるわけで。なら最初からやれやとなる」
「体重もルールも合わせる気概があるなら最初から試合受ければ良かった」
「今さら合わせてやるとか言うのは遅いような…そのセリフがなぜあの時出なかった?」
 騒動になった後から「戦おう」と呼びかけるならば、23日にキャッチウエイトでの対戦申し入れに合意すべきだったのでは?という意見だ。
 ただこの反論には、海人サイドが疑念及び不信感を抱いたグレゴリアンの体重超過や態度に関する議論がすっぽりと抜け落ちている。
 当然「対戦する必要はない」という意見も多く出た。
「海人選手の実力は長年SBを観てきた人達はみんなわかってます。今さらグレゴリアンと戦う必要はないです グレゴリアンも大金を積まれないとやらないだろうし チャトリももう海人選手を使う気はないと思う 当然ONE以外の舞台で実現は不可能でしょう 。これからは別の路線で最強を証明して下さい」
 そもそもONEが試合を組まないのでは?という意見は少なくなかった。
 そして3つ目が因縁マッチの実現を歓迎する声だ。
「言い逃れをゴチャゴチャぬかすグレゴリアンとぜひ試合で白黒つけてほしい」「格闘家としての強い矜持を見た思いがしました」「海人選手の言う通りリングでの決着がファンも1番嬉しい」「漢の中の漢…良くも悪くも因縁出来たので、試合を見たいです」「逆にバッチバチのストーリーが出来上がってしまった」
 これも格闘ファンの素直な感情だろう。
 27日、ONEは新たに今回の問題の詳細な経緯を発表した。
 中には海人サイドの主張を否定するような記述もある。そのひとつが、経緯の「4」として書かれた部分だ。
「午後1時45分頃、グレゴリアン選手は現地の医療スタッフの監督の下でサンプルに必要な量の尿を提出し(尿比重1.0244)、体重チェックの結果、フェザー級の制限体重155ポンドを0.75ポンド(約340グラム)オーバーしていました。これはONEのYouTubeではライブ配信されませんでしたが、競技ディレクターのリック・オーティ氏を含む複数のONEスタッフ、マラット・グレゴリアンのコーチらが立ち合い、U-NEXT、ゴング格闘技、バンコクポストのメディア関係者が会場内で取材をしていました」

 

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