
佐々木朗希とバッテリーを組んだスミス(左)が乱調の原因を分析して「信頼している」と擁護(写真・アフロ)
全米デビューに失敗した佐々木朗希の“女房役”ウィル・スミスが「ドジャースタジアムの威圧感」が不振原因と分析し「信頼している。彼のスプリットは最高。学んで良くなる」と擁護
MLB公式サイトなど複数のメディアが佐々木の武器であるはずのスプリットがまったく制御できずウィニングショットとなっていないことを指摘した。
「スプリットが良くないのはなぜか?」の質問にスミスはこう返した。
「彼のスプリットは今まで捕球した中で最高のひとつだ。それは厄介なボールだ」
そしてスプリットが機能していない理由をこう分析した。
「ゾーンでコントロールすることがすべてなんだ。でも、カウント負けしたり、それらの戦いに勝てなかったり、早めに先制されたり、本当にバランスを崩したりした。そうすると相手は、そのスプリットを警戒することができるんだ。それが大リーグだ」
だが、スミスは、佐々木が「最高のスプリット」を取り戻すことに太鼓判を押した。
「間違いなく彼はいい投手だ。いいストレート、いいスライダーもある。難しいことだが、彼は学ぶだろう。彼は良くなるだろう。本当に私たちにとっていい存在になる」
佐々木にとって女房役のこのコメントは頼もしい追い風だろう。
2度の失敗を挽回したい佐々木は4月5日の敵地でのフィリーズ戦の先発が予定されている。
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