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9回に二塁打を放った大谷翔平がベース上でチームルーティンの歓喜パフォーマンス(写真・ロイター/アフロ)
9回に二塁打を放った大谷翔平がベース上でチームルーティンの歓喜パフォーマンス(写真・ロイター/アフロ)

「大谷翔平より大きな影響を及ぼす選手はいない」米メディアがベッツ、フリーマン欠場の緊急事態に逆転勝利の口火を切った“一人残ったMVP男”の2安打2得点を称賛

 チームは緊急事態に陥っていた。
 MVPトリオの一人、ムーキー・ベッツは、インフルエンザに似た症状で7キロも体重を落ちるほど体調を崩してベンチには入らず帰国した。フレディ・フリーマンは、一度は「3番・一塁」とスタメン発表されたが、直前に左脇腹の違和感を訴えてスタメンから外れた。ロバーツ監督は「重症ではない」と説明したが、昨年のポストシーズンで痛めたのと同じ個所で不安は残る。それでもベンチに入りナインを鼓舞した。大谷もその姿に励まされ、チームの士気に影響がなかったと強調した。
「長いフライトの後で、タイトなスケジュールをこなし、健康を保ってプレーするには難しさがある。フレディに関しては、直前でちょっと怪我してしまった感じだったと思う。本人はプレーしたかったと思う。ただベンチにいてくれて士気は高かったんじゃないか。ムーキーに関しては、昨日のうちにたぶん(米国へ)戻ったと思うので、直接会うことはなかったが、今日勝ったことが、明日に全員の士気につながっていくのかなと思う」
 大谷が口火を切ったのは残されたMVP男の責任感だったのだろう。
 先発の山本由伸が5回を1失点に抑え、アンソニー・パンダ、ベン・カスペリアス、ブレーク・トライネン、タナー・スコットとつないだブルペン陣は無失点リレー。投打が噛み合っての開幕戦勝利に、ロバーツ監督も「ボールに手を出さず、しっかりと見極めていた。打撃面は良かったし守備もしっかりしていて、うちのチームらしかったと思う」満足気だった。
 米メディアは緊張感に打ち勝ち反撃の口火を切った大谷のプレーを称賛した。
 MLB公式サイトは「大谷がドジャースに火をつけ、東京シリーズの開幕戦で勝利へ向けた攻勢のカギとなる」との見出しを取り、米スポーツサイト「ジ・アスレチック」も「野球で熱狂する日本で大谷とドジャースが開幕戦に勝利」と報じた。
「ジ・アスレチック」は「大谷よりも影響をもたらす選手はいない」と絶賛。
「大谷は、この才能あふれる選手たちの世代を牽引し、そしてドジャースがカブスを4-1で倒した火曜日に再び注目の的となってみせた」と続け東京ドームの様子をこう描写した。
「大谷が打席に立つときは、いつも大量のスマホのフラッシュが彼を迎えた。3度のMVP選手は、このスポーツの顔となっただけでなく、日本の生活、そして彼を崇拝する文化の中で最大のスターとなった。5回に大谷が一塁走者のアンディ・パへスにぶつけそうになった107.4マイル(約172.8キロ)の安打を放った際に観客は生き返ったような歓声をあげた。9回に右翼線に大谷が二塁打を引っ張ると、観客は再び歓声を上げ、大谷はホームへ生還した」
 今日19日の第2戦はドジャースの佐々木朗希がデビュー戦マウンドに立つ。
 カブスのカウンセル監督は「彼にとってタフな登板となる。落ち着く隙を与えないように早いイニングから攻略するのが大事」と、ドジャースの連勝を許さない構え。今日もまた大谷のバットでの援護が勝負のカギを握りそうだ。

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