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レッドブルでマックス・フェルスタッペン(左)とコンビを組んでいたセルジオ・ペレス(右)に声をかけていた(写真・Getty Images / Red Bull Content Pool)
レッドブルでマックス・フェルスタッペン(左)とコンビを組んでいたセルジオ・ペレス(右)に声をかけていた(写真・Getty Images / Red Bull Content Pool)

飛び交う臆測?!角田裕毅を緊急昇格させたレッドブルが契約解除したセルジオ・ペレスと極秘接触していた…第一候補だったのか、角田の“保険”か、フェルスタッペンの後釜か?

 こうした経緯もあって、マルコ氏の「テキーラについて――」はジョークであり、額面通りには受け取れないと同メディアも指摘している。
「少なくともマルコ氏は、この段階で彼のカードを見せたくはないはずだ。だからこそ、スポーツ的な側面に関するコメントを避けたと見られる」
 マルコ氏がもつカードとは何なのか。タイミング的に3つの可能性が浮上してくる。まずはローソンの後任候補として最初にペレスに白羽の矢が立てられた可能性。次にレッドブルのリザーブドライバーとなり、角田が期待に応えられなかった場合の“保険”にしたいこと。そして2028シーズン末の契約満了を前にして、他チームへの移籍が取り沙汰されているフェルスタッペンが抜けた後の復帰を打診した可能性だ。
 角田の昇格にあたって、マルコ氏は「今シーズンのユウキは変貌を遂げている」と成長した姿を称賛。さらに日本GP以降の成績が振るわなかった場合には、再びレーシングブルズへ降格するのでは、といった憶測を言下に否定している。
「今シーズンが終わるまで、ユウキのシートは安泰だ」
 マルコ氏がもつと思われるカードのうち、来シーズン以降に関するものを除いた2つは、緊急昇格にあたってレッドブル側が角田に示した全幅の信頼を否定するものになる。F1チームのなかでも、ドライバーの成績に対して特にシビアだったレッドブルの方針が、水面下ではしっかりと継続されていたことになる。
 もちろんペレスもF1復帰をあきらめていない。しかし、このタイミングでのマルコ氏による接触は、ペレスに足元を見られかねない。同メディアは11番目のチームとして、来シーズンからの参戦が正式に決まったばかりのキャデラックの存在をあげながら、今回のレッドブルの動きを皮肉まじりにこう伝えた。
「セルジオ・ペレスとしては、レッドブル側との接触を維持することにあまり興味を示さないだろう。彼はフェルスタッペンだけが使いこなせるレッドブルのマシンによる犠牲者の一人であり、ゆえにペレスの復帰は大きな話題にはならないと見られる。ペレスの視線はいま、現在シートを失っているすべてのドライバーと同じく、来シーズンからの新参者となるキャデラックへ向けられている」
 レッドブルへの緊急昇格が発表されてから5日。すでに今シーズンのマシン、RB21へのシートフィッティングに加えて、2日間にわたるシミュレーターセッション(疑似運転体験装置)も済ませて帰国した角田は、こんな言葉を残している。
「あまり期待値を上げたくないのが正直なところですけど、レッドブルとして鈴鹿の表彰台に乗りたい。それがいまの目標です」
 注目の日本GPは4日に開幕。計3回のフリー走行と5日午後の予選を経て6日に決勝が行われる

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