
え?それ本気?井上尚弥に2度敗れた42歳ノニト・ドネアがモンスターとの3度目対決とWBC王者の中谷潤人への挑戦を熱望…「すべてのベルトを手にしたい。私にはそれができる」
同サイトも「2000年代初頭から2010年代初頭にかけて4階級を制覇し、30連勝を飾ったドネアだが、全盛期の彼からは明らかに一歩後退している」との見解を示している。もう井上に勝てる力はない。
しかも井上は5月4日に米ラスベガスの“聖地”T―モバイルアリーナでWBA1位となった“地獄のパンチを持つ男”ラモン・カルデナス(米国)と防衛戦を行い、それをクリアすると9月14日に日本でWBA暫定王者で挑発をし続けている元WBA&IBF世界同級王者のムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)と統一戦、さらに12月にはサウジアラビアで5階級制覇への挑戦となるWBA世界フェザー級王者、ニック・ボール(英国)との対戦が計画されている。そのすべてに勝ち続けると、来年は、3月31日の年間表彰式の壇上で井上が「中谷君、1年後、東京ドームで、日本ボクシングを盛り上げよう」と対戦を呼び掛けた中谷とのスーパーマッチが控えている。ドネアが井上に3度目の戦いを挑む空きはない。
可能性がまだわずかにあるとすれば中谷への挑戦だろうが、巨額なファイトマネーを求められると実現は難しいだろう。
中谷もIBF王者の西田凌佑(六島)との統一戦を望んでおり、実現しなければベルト返上の可能性や、井上との対戦に備えてスーパーバンタム級でのテストマッチを望んでおりタイミングは難しい。
他にも日本にはバンタム級には、WBAが堤聖也(角海老宝石)、WBOが武居由樹(大橋)、IBFが西田と3人のチャンピオンが揃っているが、武居は、5月28日に横浜での防衛戦が発表されており、それをクリアしても9月に指名試合。堤も次戦は指名試合か、元WBA王者の井上拓真(大橋)との再戦。西田も指名試合をIBFから指令されており、それを先送りできれば中谷との統一戦になる予定で、ドネアが割り込む余地はない。
ただバンタム級の人材は豊富でWBOアジアパシフィック同級王者の那須川天心(帝拳)や、日本同級王者の増田陸(帝拳)ら世界王者予備軍もいて、この先、井上と2度戦い、日本でも名が売れている“レジェント”ドネアとのマッチメークへのニーズはあるのかもしれない。ドネアの飽くなき闘志だけはリスペクトしておかねばならないだろう。今後の動向に注目しておきたい。