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日本GPを前にレッドブルに緊急昇格した角田裕樹にセルジオ・ペレスがエールを送った(写真・ロイター/アフロ)
日本GPを前にレッドブルに緊急昇格した角田裕樹にセルジオ・ペレスがエールを送った(写真・ロイター/アフロ)

F1角田裕樹に元レッドブルのぺレスがRB21の適応問題を指摘した上で「彼は問題に対処する正しいメンタルと姿勢を持っている」と太鼓判…角田も「曲がる車にも大きな心配はしていない」

 F1の日本GPの開幕を前にレッドブルに緊急昇格した角田裕樹(24)の成功を昨年12月に契約を解除された元セカンドドライバーのセルジオ・ペレス(35、メキシコ)が保証した。F1公式サイトが報じたもの。「彼は問題に対処する正しいメンタルと姿勢を持っている」とエールを送った。だが、一方でレッドブルでのマシンRB21への適応問題も指摘した。角田は2日、東京・お台場をF1マシンが走行するイベント「Red Bull Showrun × Powered by Honda」に参加し「昔の経験があるので大きな心配はしていない」と明かし、「Q3進出とトップ10を目指していきたい。表彰台を目指すことはあまり頭にはないがそうなったらうれしい」と意気込みを語った。

  昨年12月に“クビ”になったペレスが知っているレッドブルの難しさ

 

 日本GP開幕を前に角田に頼もしいエールが届いた。昨年12月にレッドブルとの契約を解除されたペレスがF1公式サイトのインタビューに応じて、角田のパフォーマンスを支持するコメントを口にした。
「裕毅には才能があり、スピードがある。レッドブルでは、それ以上に問題に対処するためのメンタリティが必要だが、彼はその問題に対処するための正しいメンタリティと姿勢態度を持っていると思う。彼らが成功することを願っています」
 ペレスは、ザウバー、マクラーレン、フォースインディア、レーシングポイントを経て、2021年から2024年までレッドブルで4年間、セカンドドライバーを務めた。
「チームにはたくさんの友達がいるので、チームがうまくやることを本当に望んでいます。私は彼らと4年間を過ごしました。彼らがうまくやっているのを見たいです。ただ話すのはとても難しいことです」
 レッドブルの内情を知り尽くしてるペレスだが、「今、私は外部にいます。チームのメンバーと連絡を取り合っていますが、内部にいないと(チームに何が起こっているのか)知るのは難しいです」とし、今回、結果の出せなかったローソンがわずか2戦で降格され、角田が緊急昇格した内部事情については触れなかった。
 ペレスはレッドブルで、2022年、2023年のコンストラクターズ選手権の連覇に貢献し、ドライバーズ選手権では、4位、3位、2位と成績をアップさせてきたが、2024年は、8位に転落。マックス・フェルスタッペンのドライバーズ選手権の4連覇を支えたが、2年の契約を残して、昨年12月に契約を解除され、後任のドライバーに、リアム・ローソン(オーストラリア)が昇格した。
「特に昨年はドライバーとして何ができるかを示すことができなかった」
 ペレスが、2024年に苦戦した理由は、RB20へ適応できなかったことだ。
「とてもシンプルでマシンから100%の力を引き出すのがとても難しいんだ。そして、僕が苦労したことは、エイドリアン(チームの元デザインチーフ)でさえも話していた」
 そういう体験をしたペレスが懸念するは、角田がシミュレーターで体験しただけのRB21に適応できるかどうかの問題。それが「レッドブルではそれ以上に問題に対処するためのメンタリティが必要」とした理由である。
 だが、ペレスは角田の成功を信じている。
「いつだってレッドブルの成功を祈っているよ。僕の親友でもあるウッディ(リチャード・ウッド)が現在ユウキのエンジニアを務めている。彼らがうまくいくことを心から願っているんだ」
 そのペレス自身もF1復帰に意欲的で、オファーもあり、公式サイトによると「来シーズン11番目のチームとしてF1に参戦するキャデラックは、ペレスが話している数少ないチームの1つだ」という。またドイツメディアは、レッドブルがこの騒動の最中にペレスに極秘接触していたことも報じていた。

 

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