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ドジャースの佐々木朗希が初勝利は手にできなかったた5回途中3安打4奪三振1失点で存在感を示す(写真・AP/アフロ)
ドジャースの佐々木朗希が初勝利は手にできなかったた5回途中3安打4奪三振1失点で存在感を示す(写真・AP/アフロ)

米メディアが佐々木朗希の5回途中4奪三振1失点の好投に「批評家を黙らせた」と手のひら返し?キケは「1回や2回の悪い結果でパニックになる必要はなかった」と皮肉

 ドジャースの佐々木朗希(23)が5日(日本時間6日)、敵地でのフィリーズ戦に今季3度目の先発マウンドに立ち、5回途中に68球で3安打4奪三振2四球1失点の内容で降板し、初勝利はお預けとなったが、米メディアの評価を一変させた。チームはキケ・ヘルナンデス(33)、マイケル・コンフォート(32)の本塁打などで逆転し3-1で今季9勝目をマークした。

 ハーパーをスプリット三振

 立ち上がりはまたヒヤヒヤさせた。
 カイル・シュワバー、トレー・ターナーに連打を浴び、ターナーに盗塁まで許していきなり無死二、三塁のピンチを迎えた。だが、MVP2度獲得のスーパースター、ブライス・ハーパーをスプリットで三振に取った。続くアレク・ボームのセカンドゴロの間に1点を失うが、ここからが違った。
 後続を断ち、2回から見事に立ち直った。
 2回、3回と三者凡退。4回に先頭のハーパーに四球を与えたが、ボームをライトフライ、マックス・ケプラーをセンターフライ、ニック・カステラノスからは、スプリットでこの日、4つ目の三振を奪う。5回に先頭のJT・リアルミュートを四球で歩かせ、続くブライソン・ストットにライト前ヒットを許したところで交代を告げられた。今回は、しっかりロバーツ監督にボールを手渡してから、敵地の大ブーイングを浴びてベンチへ下がり、ロッカー裏に引っ込むことなく、2番手、アンソニー・パンダのピッチングを見守った。
 東京ドームでのカブスとのデビュー戦では、3回で5四球1失点(ストライク率は44.6%)、ドジャースタジムのタイガースとの全米デビュー戦でも、4四球2失点(ストライク率は52.5%)で2回持たずにKOされていたが、この日は、制球力が安定し、ストライク率は60.3%に上昇した。
 MLB公式サイトによると、特にスプリットは、28球を投じて10球で空振り、5球で見逃しのストライクを取り、ウイニングショットとして機能した。ストレートの最速は、98.1マイル(157.9キロ)だった。
 スポーツネットLAのインタビュー動画によると、佐々木は、改善の理由を「フォーム的によくなかったところ、コントロールを乱す原因だったところを探して、自分の中で改善ポイントがあったのでそこをうまく修正できた」と説明した。
 2日前のブルペンで「こうしたらいいんじゃないか」というポイントを発見し「そこから安定して良かったので、これかなと思った」という。
 具体的には「下半身の使い方」を修正した。
 前回の登板では、降板後にベンチで涙ぐむ姿が映し出された。
「この1週間でどう気持ちの部分をコントロールしたのか?」と聞かれ「もちろんメンタル的に不安になるところがあった」と明かした上で、こう続けた。
「自分の中で信じられる技術があれば気持ちは関係ない。ブルペンで信じられるものを見つけて、それを信じて投げただけ。それを見つけられたのが良かった。技術あってのメンタルかなと改めて思った」

 

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