• HOME
  • 記事
  • 野球
  • 「巨人の3連敗は衝撃的だ。菅野の穴を埋める投手が出てきていない」巨人大物OBが屈辱の対阪神3連敗を受けて緊急提言「坂本起用は論外。若林をなぜ1番で固定しないのか?」
巨人の大物OBが阪神に3連敗を喫した阿部巨人にモノ申す(写真:Imagn/ロイター/アフロ)
巨人の大物OBが阪神に3連敗を喫した阿部巨人にモノ申す(写真:Imagn/ロイター/アフロ)

「巨人の3連敗は衝撃的だ。菅野の穴を埋める投手が出てきていない」巨人大物OBが屈辱の対阪神3連敗を受けて緊急提言「坂本起用は論外。若林をなぜ1番で固定しないのか?」

 辛口オンパレードの広岡氏が、唯一褒めたのが、甲斐の存在感だった。
「甲斐のリードにはベテランの味がある。田中は甲斐が勝たせた。キャッチャー出身の阿部がFAで甲斐の獲得にこだわった理由もよくわかる。打つ方は、1、2、3のタイミングで決め打ちをしてきて、自分のフォームというものがないのが、彼の特徴。その甲斐が5番ではなく7番を打つような打線を組めれば面白い」
 3日の中日戦で先発したマー君が5回1失点で1年7か月ぶりに移籍初勝利を手にしたが、その試合の甲斐の配球が広岡氏の目に留まったという。
ただ、「大城、岸田という2人の捕手が代打だけというのもどうなのか。彼らにもっと出場機会を与えることも阿部は考える必要がある」とも付け加えた。
 広岡氏が言う。
「まだ始まったばかりだが、この2チームが優勝争いをすることになるのではないか。ヤクルト、中日の2チームは、戦力的にしんどい。横浜DeNAも怖いと思っていたが、森原の出遅れもあってブルペンが弱い。繰り返すが、阪神に3連敗はしたが借金を作ったわけではない(5勝4敗)。トータルでみれば、巨人。だが、8回大勢、9回マルティネスで、逃げ切るという今年の巨人の野球がまだできていない」
 今週の巨人の日程は変則で、今日8日から横浜DeNAと横浜スタジアムで2連戦、1日空けて11日からマツダスタジアムで広島と3連戦を戦い、全チームとの最初のカードを終えることになる。
(文責・駒沢悟/スポーツライター)

関連記事一覧