
F1レッドブルが岩佐歩夢をバーレーンGPフリー走行に起用…「傑出したパフォーマンスを披露すれば2026年のF1シート可能性も」とスペイン専門メディアが報じる
ハースの公式HP上で、平川はこんなコメントを発表した。
「この機会をいただけたことに感謝しています。2週連続でレース週末に走行できることが楽しみで待ちきれません」
つまり、レッドブルから角田も出走するバーレーンGPのFP1には、平川、そして岩佐と3人の日本人ドライバーが一堂に会する。スペインのF1専門サイト『F1i.com』は、この状況を特に岩佐にスポットをあてる形でこう報じた。
「23歳の岩佐は今週金曜日のFP1で、マックス・フェルスタッペンと交代して若い才能を披露する。ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクトの一員である彼にとって、今回のセッションは重要なオーディションとなる。傑出したパフォーマンスを披露すれば、2026年のF1シートの候補として位置づけられる可能性がある。岩佐の台頭は、このスポーツの活気に満ちたルーキールネッサンスを強化し、明るい未来を約束する」
日本GPの公式予選でタイムを伸ばせずにQ2で敗退。決勝では14番グリッドから2つ順位をあげた12位でフィニシュし、ポイントを獲得できなかった角田にとっても、真価を問われる意味でバーレーンGPは重要なレースになる。
レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコ氏(81)が、角田に対して今季終了までのシートを約束したなかで、英国のモータースポーツ専門メディアの『AUTOSPORT』は次のように伝えている。
「レッドブルへ昇格した角田は、確かに日本GPで堅調なスタートを切った。しかし、改善の余地はまだ多く、たとえチームリーダーのマルコ氏が今季終了まで彼が在籍すると保証したとしても、彼に与えられる時間は刻々と過ぎていく」
こうした状況に、岩佐のXには次のようなコメントが寄せられている。
「20台走るマシンに 日本人三人が金曜日に揃うと思うと胸熱です」
「岩佐選手もレットブルに乗るのか。凄いことになってきたぞ!」
「マジか!角田くんと岩佐くんでFP1をレッドブルからとな。すげぇ時代だなぁ」
「爪痕残そう!」
「日本の往年のF1ファンは涙が出るような光景」
注目が高まってきたバーレーンGPのFP1は日本時間11日午後8時半から行われる。