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レッドブルの角田裕毅が同僚のエース、フェルスタッペン(右)に挑戦状を叩きつけた(写真・Getty Images / Red Bull Content Pool)
レッドブルの角田裕毅が同僚のエース、フェルスタッペン(右)に挑戦状を叩きつけた(写真・Getty Images / Red Bull Content Pool)

「フェルスタッペンは角田裕毅みたいな普通のドライバーになる」元F1マネージャーがサウジアラビアGPを前にレッドブルのブレーキ問題に緊急提言もリスペクトを欠く比喩?!

 適応が難しいとされるRB21。フェルスタッペンが苦労しているのも無理はない。 
 同氏によるとフェルスタッペンのブレーキングテクニックは独特だという。
「マックスのブレーキの使い方は、他のすべてのドライバーとはまったく違う。例えば、ランド・ノリスなら決して使わないような方法で、彼はコーナーの進入時にブレーキを使っている」
 なおさらブレーキングのセッティングが影響力を及ぼす。
「つまりブレーキはマックスのコーナー進入方法の一部なのだ。マシンのフロントの使い方なんだ。もし彼がコーナーに早めに進入し、正しいラインだと分かっているところまで減速していくときにその美しいバランス感覚を発揮するために必要なブレーキペダルの感触や踏み込みを失えば、彼は普通のレーシングドライバーだ。つまり角田裕毅ようなもの。そして彼が伝授できることは他に何もない」
 角田へのリスペクトに欠く問題発言ではあるが、それほどブレーキ問題が、フェルスタッペンにとっては重要なポイントだということだろう。
 サウジアラビアGPのサーキットは「世界最速の市街地コース」として知られる。緩やかではあるがコーナーの数は非常に多い。市街地だからガードレールまでの幅も狭い。そして高速コースだからこそブレーキングの小さなミスが命取りになる。エースのフェルスタッペンの出来が、セカンドドライバーの角田にも大きな影響を及ぼす。こ注目のサウジアラビアGPは18日のフリー走行で開幕、19日(日本時間20日)に予選、20日(同21日)に決勝が行われる。

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