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レッドブルの角田裕毅が同僚のエース、フェルスタッペン(右)に挑戦状を叩きつけた(写真・Getty Images / Red Bull Content Pool)
レッドブルの角田裕毅が同僚のエース、フェルスタッペン(右)に挑戦状を叩きつけた(写真・Getty Images / Red Bull Content Pool)

レッドブル角田裕毅が「フェルスタッペンに勝てる」とサウジアラビアGPを前に同僚へ異例の挑戦状!…4連覇のエースから「自信を深める方法を学んだ」からこそ自らの可能性を疑わない

 ドライバーズ選手権の5連覇を狙い現在ランキングで3位につけているフェルスタッペンの経験やテクニックはもちろんだが、その察知能力やセンス、レースでの対応能力に驚かされたという。
「私にまだそういう感覚が湧いていないのは、おそらくこの車を運転していて、完全にはリラックスできていないからだ。私は急いでいて、完全にコントロールできていない。タイヤに非常に敏感で、各コーナーのコンマ数ミリ秒でさえも大きな差を生む現在のレギュレーションでは、そういう部分が本当に重要なんだ」
 フェルスタッペンと比較してこそわかる反省がある。
 さらに「マックスが、1週間を通してどのように成長し、どう自信を築くかを見てきた。私は1週間を通して自信を深める方法を学んだ」という。
「彼はすでにこの車に大きな自信を持っているので私とは全く違う。だから、私は予選で、しっかりと結果を出そうとしている」と続けた。
 だが角田にはレーシングブルズで4年間積み重ねてきたプライドがある。決してフェルスタッペンと比べても自分が劣っていないという自負だ。
 だからこそ、角田は、ここまで2戦でフェルスタッペンとは、ダウンフォースの設定を変えて「より速く走ること」を求めてきた。
「これまでのところ、フェルスタッペンと私は、ドライビングスタイル、ブレーキのかけ方、リリース部分など、すべてにおいてかなり似ている。私たちのドライビングスタイルが、どう違うかなんて考えたこともなかったが、今のところそれほど(ドライビングスキルの実力は)離れてはいない」
 まだ2戦だが、近くで見て学んだエースの実力を肌で感じ取った上でそう豪語した。セカンドドライバーの角田が、フェルスタッペンの順位を上回るようなことがあれば世界を驚かせることができる快挙になるが、角田は自らの可能性を信じて疑わない。
 注目のサウジアラビアGPは今日18日のフリー走行で開幕。日本時間20日に予選、同21日に決勝が行われる。

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