“レジェンド”デストラーデが西武のスペシャルアドバイザーに就任
西武は11日、外国人選手のサポートなどを目的に球団OBのオレステス・デストラーデ氏(62)がスペシャルアドバイザーに就任したことを発表した。
キューバ出身のデストラーデは、1989年から92年に西武に在籍しスイッチのスラッガーとして1990年から3年連続で本塁打王、2年連続で打点王を獲得するなどしてチームの3年連続の日本一に貢献した。1990年の巨人との日本シリーズでは2本塁打、8打点の大暴れでシリーズMVPを獲得している。1993年からマイアミ・マーリンズでプレーしたが、結果を残せずに2年で退団。西武に復帰したが、体重オーバーでかつての面影もなく6月に途中退団しそのまま引退した。
西武には今季ヘスス・アギラー、フランチー・コルデロ、アンソニー・ガルシアと3人の野手がいるが、いずれも結果を出せておらず、彼らのメンタル面をケアするのが主な業務。
デストラーデは球団を通じて「またライオンズファンの皆さんと会えると思うと、とても楽しみです。ライオンズは今、私と同じく中南米出身の外国人選手が多いので、彼らを生活面も含めてしっかりとサポートして、大好きなライオンズの力になれるように尽くします」とコメントした。